Subaru Measurement of Images and Redshifts (SuMIRe: すみれ)プロジェクトの両輪のうちの1つである超広視野分光器Prime Focus Spectrograph (PFS) は、ハワイ島マウナケア山頂にある口径8.2メートルのすばる望遠鏡の主たる将来装置の1つとして日本のコミュニティーから承認されました。この可視光・赤外線用多天体ファイバ分光器により、銀河探査を用いた宇宙論的研究、銀河系考古学、銀河/活動銀河核の進化の研究における飛躍的な進展が期待されます。

最近完成したWide Field Corrector (広視野補正光学系)によって拡張されるべくすばる望遠鏡主焦点の持つ広視野の利点を活かし、PFSは、1.3°直径内での2400天体のファイバ多天体分光を可能にします。これらのファイバは、3色腕を持った分光器4台につながれ、0.38ミクロンから1.3ミクロンの波長範囲での同時分光を分解能R~3000程度で行うことになります。

大望遠鏡における将来装置計画の中でもユニークなこの計画は、IPMUを筆頭に、ブラジルのUSP/LNA、アメリカ合衆国のCaltech/JPL・Princeton大学・Johns Hopkins大学, フランスのLAM, 台湾のASIAA、国立天文台/すばるを含む国際チームにより進められています。

詳細:

・PFS研究概要(作成中!または英語版へ。。)

・PFS装置
   - 基本パラメータ
   - PFS www – 技術詳細
   - SPIE論文(2012年7月アムステルダムにて; 2014年6月モントリオールにて)

   - ファイバポジショナ動画(JPL作成) mp4;m4v

・PFS 共同研究者会議 / 概念設計審査会議 / 基本設計審査会議
   - 組織図
   - 共同研究者会議フォト
   - 概念設計審査会議
   - 基本設計審査会議

共同研究者用リンク: (要パスワード)

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