大栗真宗 特任助教の論文が2013 AJ Highlights Collectionに選ばれました
Kavli IPMUの大栗真宗特任助教が中心となって執筆した論文、“The Sloan Digital Sky Survey Quasar Lens Search. VI. Constraints on Dark Energy and the Evolution of Massive Galaxies” が2013 Astronomical Journal Highlights Collection に選ばれました。これは、150年以上の歴史を持つ学術雑誌 The Astronomical Journal で一年間に発表されたすべての論文の中で、特に重要度の高い論文6編をエディターが選んで紹介する、というものです。
■■■該当論文■■■
“The Sloan Digital Sky Survey Quasar Lens Search. VI. Constraints on Dark Energy and the Evolution of Massive Galaxies”
M. Oguri, N. Inada et al.; Astron. J. (第143巻120頁 2012年5月)
論文は [ こちら ] から入手できます。
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受賞詳細はこちら:The Astronomical Journal
論文概要 (上記サイトから一部抜粋 邦訳):
日本とアメリカの共同研究チームは、スローンディジタルスカイサーベイ (SDSS) で発見された5万個以上のクエーサーから、19個の重力レンズクエーサーを選び出した。これら「干し草の山の中の針」の詳細な研究によって、研究チームは宇宙の加速膨張とダークエネルギーの新たな証拠を得た。